理論的には、経絡が整えばどんな不調でも改善します。
しかし、経絡指圧で治療しても、全ての患者様が順調に改善するとは限りません。
その理由として、主なものが2つあります。
1つ目は、経絡を整えることより、悪癖で歪みをつくることが勝ってしまう場合です。
例えば、経絡指圧で肝経(肝臓をコントロールしている)を整えても、患者様がお酒を浴びる程のんでいては改善しません。
治療家は歪みの原因をみつけだし、指導を行う必要があります。
2つ目は、経絡の歪み(ツボ)が深すぎる場合です。
この場合、直接ツボに治療は出来ません。
直接治療出来ない場合は、別の場所にあるツボを治療していきます。
このツボの治療が終わると、別の場所にツボが出てきます。
これを玉ねぎの皮をむくように繰り返していくと、最初のツボが浅い場所まで出てきます。
ここでやっと不調の原因を治療できます。
深いツボを治療出来る治療家ほど、効率良く行えます。
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