陸上の100メートルの世界記録保持者、ウサインボルトは背骨をしなやかに動かしながら走ります。
背骨はあのように、しなやかに動くものなのでしょうか?
実際、骨格調整で背骨1つ1つを動かしてみると、人によってかなりの差があります。
全く動かない方も、珍しくありません。
背骨の動きを経絡の観点から考察してみます。
背骨の動きに最も影響を与えているのは、背骨のすぐ脇をとおっている経絡(筋)です。
この経絡は自律神経(リッラクスしていると働きが良くなる神経)と密接な関係があります。
よって、この経絡は普段から緊張や不安が大きい方は、弱りやすい傾向にあります。
当然、この経絡が弱れば背骨の動きは悪くなります。
背骨をしなやかに使うには、歯をくいしばってがむしゃらに訓練しても、意外と上手くいかないものです。
日本人は、普段の練習(生活)からもっとリラックスが必要なのかもしれませんね。
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