証診断した後は、全身に気が広がる「独特な感覚」を頼りに治療していきます。
この「独特な感覚」を頼りにしていきますと、今まで(触覚を頼りに圧す)は素通りしていたポイントが重要に感じたり、その逆のことも多々あります。
この「独特な感覚」は人体を海に例えるなら、航海をするうえでの「海図」の役割を果たしてくれます。
正確な「海図」を得ることができれば、目的地(不調の改善)にスムースに向かうことができるのです。
証診断をマスターすれば、経絡指圧の効果は飛躍的に向上します。
治療をしていて、この「独特な感覚」を感じることができる患者さんが増えている気がします。
しっかりした勉強を行なえば、この技術をマスターできる治療者も増えていくと思います。
このブログを読んで、少しでも経絡指圧に興味を持ってくれる方がいれば幸いです。