経絡体操とは、自身で「経絡」を整える、ストレッチに似た体操です。
ストレッチとの一番の違いは、経絡体操は経絡(スジ)をしっかりとイメージすることです。
経絡体操の基本体操は、6種類です。(ここでは、任脈、督脈の体操は省く。)
この6種類の運動を行なったとき、スジがつれて動作が苦しいところが「経絡が歪んでいるところ」になります。
この「経絡が歪んでいるところ」を丁寧に伸ばすことで、経絡を整えることができます。
(経絡体操の注意点)
・経絡をしっかりとイメージする。
(経絡図を見て、伸ばす経絡を「さする」などしても良いかもしれません。)
・呼吸を止めず、無理をしない範囲で行なう。
・スジを伸ばした際、「脱力」をする。
・左右行なう。(肺大腸、心包三焦、肝胆の体操)
(参考文献)
増永静人著 「スジとツボの健康法」潮文社、 経絡指圧普及会編 「経絡体操」