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経絡指圧とリラクゼーション(3)

リラクゼーションのお客さんで、施術するのが「大変」な方もいらっしゃいます。

なかでも術者泣かせなのは、「肩、背中、腰」がガチガチで、とても指がはいらないお客さんです。

そういう方にかぎって「強く圧して欲しい」とおっしゃるものです。

このようにガチガチな方に力で対抗しようとすれば、術者の指や身体がまいってしまいます。

 

経絡指圧では、ガチガチな部位に力で対抗することはありません。

具体的には、「弱っているスジ」の「弱っている(指がはいる)部位」をゆっくり圧していきます。

これを丁寧に行なっていくうちに、指がはいる部位(スジ)が増えていきます。

ガチガチだった部位に指がはいる頃には、お客さんも変化を感じているはずです。

 

力で対抗したときは「ほぐせなかった」お客さんも、経絡指圧が上達してくると「ほぐせる」ようになります。

ガチガチな身体で来店したお客さんを、やわらかく「ほぐす」ことが出来るようになると、リラクゼーションが(術者にとって)更に楽しくなりますよ。