今回は、「スポーツにおける軸」について「経絡」の観点から考えてみます。
先日、フィギュアスケートの羽生選手が世界最高得点を連発して優勝していました。
羽生選手は「軸がしっかり通った選手」ということは誰の目から見ても明らかです。
そんな羽生選手でも(4回転)ジャンプで転倒することがあります。
フィギュアスケートのジャンプは、とても繊細なものだそうです。
背が少し伸びただけでも、感覚が狂い上手くいかなくなることもあるそうです。
もちろん、「軸」が少しでもブレた場合もキレイにまわることは出来ません。
この「軸」に経絡は多大な影響を与えます。
それを説明したいと思います。
経絡は全身にくまなく通っています。
経絡の性質の一つに「流れの弱い経絡は、関節や筋肉を引き込む」というのがあります。
例えば、足首の内側の「経絡の流れが弱くなる」と足首の捻挫をしやすくなります。
また「肺の経絡の流れが弱くなる」と猫背になります。
もちろん、経絡が関節や筋肉を引き込めば、「身体の軸」はブレることになります。
逆に、経絡が整えば「身体の軸」は整ってきます。
さらに高いレベルで経絡が整えば、身体の軸に気(エネルギー)を取り込めるようになるそうです。
こうなれば、自然と軸が通るようになります。(軸が高いレベルで通ったから、エネルギーを取り込めるとも言える。)
昔の武道の達人は、それが出来ていたようです。
こうなれば、「地球の力」を最大限に使えますのでどんなスポーツ、武道をしても上達するはずです。