ケガは経絡(スジ)が弱っているところで起こります。
今まで当たり前に行ってきた動きでも、スジの力がないときはケガをします。
今回は、ケガを肉離れと仮定しましょう。
肉離れは、スポーツなどで筋肉(スジ)に急激に負荷がかかったときに起こると言われています。
しかし、今まで当たり前に行ってきた動きでも、スジの力がないときは肉離れを起こすのです。
肉離れを起こす前のスジの状態をみると、間違いなく力のない部分があり、そこに肉離れを起こします。
経絡指圧では、スジの力のない部分を虚と呼びます。
この虚の奥には、身体に悪さをするコリが潜んでいます。
このコリが深く、多い状態ほど肉離れを起こしやすいことになります。
経絡指圧では、このコリをとることを一番の目的としています。
このコリがとれると、その部分だけでなく、心身の全ての部分に影響が及びます。
実は経絡指圧では、痛みや病気などの不調は全てこのコリが原因であると考えているのです。