ツボを圧すと、その周りや四肢に響きがおこることがあります。
それは、不調の原因である「滞った気」が排出されるサインです。
例えば、ぎっくり腰の方のお腹のツボを圧すと、腰の痛い部分に響くことがあります。
経絡の歪みが浅い方だと、これを丁寧に行なうだけで、腰の痛みが半減します。
腰の「滞った気」が排出されることで、症状が改善されるためです。
実際の治療はこれだけでは終わりませんが、不調の部位の「滞った気」を排出することができれば、症状は改善します。
ただ受け手の負担の大きい治療法ですので、やみくもに行なうのは危険です。
有効な治療法ほど、逆に悪化させる可能性を含んでいるものです。
そのことを理解し、きちんとした心構えで治療にあたらなければいけません。
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経絡の響き