体を動かす際、骨盤(仙腸関節)の動きは非常に重要です。
骨盤の動きが悪くなると、体中のあらゆる関節の動きに悪影響を及ぼします。
骨盤(仙腸関節)が引っかかって動かなくなった状態が「骨盤がズレている」ということです。
腰痛の方の多くが、この状態になっています。
骨盤のズレは、大きく2種類に分けることができます。
1種類目は、骨盤の動き自体は正常だったのが、何かの拍子に骨盤が引っかかった状態。
この場合は、骨盤調整を行うとすぐに良くなります。
2種類目は、骨盤の動き自体が悪くなっていて、引っかかっているのが当たり前になっている状態。
この場合は、骨盤調整を行っても簡単には良くなりません。
例えるなら、ドアの蝶番がサビついて動かなくなった状態です。
慢性痛の多くの方が、この状態になっています。
このタイプの方は、1種類目のタイプの方より治療が長引く傾向があります。
しかし、このタイプの方は骨盤の動きが改善すると、生活の質が劇的に向上することもあります。
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