今回は、痛みの原因を西洋医学の観点から考察します。
痛みの生理学者は次のように述べています。
「神経線維は末端にある受容器からの信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりすることはありません。」
すなわち、椎間板ヘルニアに代表される、神経圧迫による痛みは発生しないということです。
痛みの原因は筋の異常収縮です。
もう少し詳しく説明すると、
(筋が硬くなる。>>>血流が悪くなり、筋が酸欠を起こす。>>>発痛物質が発生する。)ということです。
理論上では、「筋をやわらかくして、血流をよくすれば痛みはなくなる」ということになります。